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【アート・ギャラリー】銀座なび(銀座ナビ)運営事務局

2021.06.07

【銀座 蔦屋書店】日本を代表する写真家 森⼭大道の個展「THE FOSSILIZATION of LIGHT」を6⽉19⽇(⼟)より開催。

銀座 蔦屋書店(東京都中央区)は、森山大道の個展「THE FOSSILIZATION of LIGHT」を2021年6⽉19⽇(⼟)〜6⽉30⽇(⽔)の期間、中央イベントスペースGINZA ATRIUMにて開催いたします。
 
 
Untitled (Lips) 2019 ©︎Daido Moriyama Photo Foundation, Courtesy of Akio Nagasawa Gallery

このたび銀座 蔦屋書店では、アーティスト 森⼭大道(もりやま だいどう)の個展を開催いたします。

森⼭は1938年、大阪府に生まれ、写真家・岩宮武二、細江英公に師事したのち、1964年にカメラマンとして独立します。前衛的な写真表現の先陣となり、白と黒の色調の差が大きいハイコントラストの写真や、被写体の輪郭がぼやけていたり、粗かったりする写真は「アレ・ブレ・ボケ」と呼称され、写真界にインパクトを与えました。

銀座 蔦屋書店での森山作品の大規模な展示企画は、昨年の「DAIDO MORIYAMA COLLECTION」に続き2回目となります。今回の展覧会では、森山の作品の中でも人気の高いモチーフによるシルクスクリーン作品を選び、公開いたします。森山は写真家として知られていますが、本人は従来からシルクスクリーンによる制作に取り組んでおり、アンディ・ウォーホルからの影響が大きいと述べています。

今回は、作品を初めてご覧になる方もすでにファンの方でも、カメラによって切り取った被写体を通して、森山が何を伝えようとしているのかを感じていただく機会になれば幸いです。

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/20377-1107530602.html



・アーティストによるステートメント
僕のシルクスクリーンによる制作の試みは、1969年まで遡ります。在日アメリカ大使館が使用していたクリスマスカードを複写し、シルクスクリーン作品に置き換えたのが始まりでした。これは、アンディ・ウォーホルの影響が大きかったと思います。初めてウォーホルの作品に出会った時、写真が持つポテンシャルを強く意識しました。

僕は一般的に写真家として知られているかもしれませんが、ゼラチンシルバープリントの展覧会より前に、シルクスクリーンでの展覧会を開催しています。1976年に、実物大のハーレーダヴィッドソンを、巨大なシルクスクリーンキャンバスにして展示したのを初めとし、それ以降も国内外を問わず大きな展覧会では必ずシルクスクリーン作品の展示を行ってきました。昨年、東京都写真美術館で開催された展覧会では、全体の1/3が、大型のシルクスクリーンによるインスタレーションでした。

何故、シルクスクリーンが好きかと言うと、カメラによって写し取られたイメージが、キャンバスに定着され、“時間の化石“というオブジェとなることを感じるからです。インクが持つ物質性や暴力性といったもの、シルクスクリーンの版を通して抽象化される過程など、様々な要因がその効果をもたらすのです。

ゼラチンシルバーもシルクスクリーンも、僕にとっては、イメージを表出する技法として違いはありません。それぞれ異なる特徴を持った技法であって、その時々でイメージの効果を最大化する手段として使い分けています。もちろん、コンストラストや色調などは、シルクスクリーンの特徴を生かした調整をします。シルクスクリーンは、サイズやインクの色など選択の自由度が高いため、作品はより多色に、そしてより大きくなっています。

今回の展示に当たり、銀座という場所性も鑑み、ファッションと女性を意識した “唇”と“タイツ”といったモチーフを中心に選びました。インクの艶めく官能性、立ち上る匂い、オブジェとなったイメージを堪能して頂けたら幸いです。

森山大道


 
・アーティストプロフィール
森⼭大道(もりやま だいどう)

1938年大阪生まれ。写真家・岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て1964年に独立。写真雑誌などで作品を発表し続け、1967年「にっぽん劇場」で日本写真批評家協会新人賞受賞。1968-70年には写真同人誌『プロヴォーク』に参加、ハイコントラストや粗粒子画面の作風は“アレ・ブレ・ボケ”と形容され、写真界に衝撃を与える。

ニューヨーク・メトロポリタン美術館やパリ・カルティエ現代美術財団で個展を開催するなど世界的評価も高く、2012年にはニューヨークの国際写真センター(ICP)が主催する第28回インフィニティ賞生涯功績部門を日本人として初受賞。2012年、ウィリアム・クラインとの二人展「William Klein + Daido Moriyama」がロンドンのテート・モダンで開催され、2人の競演は世界を席巻した。2016年パリ・カルティエ現代美術財団にて2度目の個展「DAIDO TOKYO」展を開催。2018年フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」が授与された。2019年ハッセルブラッド財団国際写真賞受賞。2020年朝日賞受賞。
 



・作品の販売について
店頭・オンラインストアで販売を⾏います。

店頭|6⽉19⽇(⼟)〜販売
オンラインストア(OIL by 美術⼿帖)|6⽉19⽇(⼟)正午〜販売
オンラインストアURL|https://oil.bijutsutecho.com/gallery/730

※6⽉18⽇(⾦)に予定しております招待者限定プレビューでも販売を行います。
 


・展覧会詳細
森⼭大道「THE FOSSILIZATION of LIGHT」

会期|2021年6⽉19⽇(⼟)- 6⽉30⽇(⽔)※会期は変更になる場合もございます。
会場|銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM(イベントスペース)
⼊場|無料
主催|銀座 蔦屋書店
お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp
※営業時間は店舗ウェブサイトをご確認ください。

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/20377-1107530602.html

※今後の国・地方自治体から休業要請内容の変更等があった場合、それに準じて本展覧会の期間なども変更になる可能性がございます。変更がある場合は、銀座 蔦屋書店のHP、公式SNSなどにてお知らせいたしますので、あらかじめご了承ください



・店舗情報
銀座 蔦屋書店
 
 
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電話番号: 03-3575-7755
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ホームページ: https://store.tsite.jp/ginza/
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・CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中でアートに関する生活提案をするチームです。私たちが目指すのは「アートがある生活の提案」。アートを身近にし、誰かの人生をよりハッピーにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。また、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案を行います。





 
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