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銀座三丁目

 
 
 

松屋銀座

 
1869年(明治2年)横浜石川町に鶴屋呉服店を創業し、神田鍛冶屋町今川橋松屋呉服店を買収・継承、前身となる1919年(大正8年)「株式会社松屋鶴屋呉服店」を設立する。震災の後に「株式会社松屋呉服店」と改称し、1925年(大正14年)銀座三丁目に銀座営業所(銀座本店)を開業(5月1日)。翌年の1926年(大正15年)に本店を東京市京橋区銀座3丁目に変更する。
関東大震災後の復興期にあたる1925年(大正14年)に落成した銀座松屋呉服店は、東京随一の巨大建築だったこともあり、当時の観光用絵葉書には東京名所としてたびたび登場していたようです。
終戦後、1948年(昭和23年)商号を「株式会社松屋」に変更し、増改築を行いながら現在に至っています。また、現在、東京銀座に本店を所在する最も古い百貨店となっています。
 
 
 
 

朝日稲荷神社(あさひいなりじんじゃ)

 
松屋通り沿いのビルの一角に赤い鳥居があります。拝殿はビル屋上にあり、とても珍しい神社になっています。創建年代等は不詳とされ、安政大地震で社殿が倒壊してから放置されていたとつたえられ関東大震災で三十間堀の堀底が隆起し、神璽が現れたことから社殿を再建したといいます。
 
 
 
 

宝珠稲荷神社(ほうじゅいなりじんじゃ)

 
昭和通りと並行して走る木挽町通りに、宝珠稲荷神社があります。宝珠稲荷神社の歴史は、1615年(元和元年)頃、板倉内膳匠重昌の江戸屋敷内に、家内安全、火除の神として祀られたことに始まります。重昌は、武勇に富み、敬神の念が厚く、大阪冬の陣や島原の乱等に追討軍として戦闘に参加しましたが、不幸にして島原の乱において、年令50歳で戦死しました。明治維新の後、宝珠稲荷神社は、地元木挽町の氏子に寄進され、現在に至ります。
 
 
 
 

龍光不動尊(りゅうこうふどうそん)

 
高野山龍光院より松屋にお迎えした龍光不動明王を奉る「龍光不動尊」。昭和4年に松屋の屋上に安置し、祀られています。家内安全、商売繁盛にご利益があるといわれておりますが、「龍光」は「流行」に通じるということで、ファッション関係にもご利益があるといわれています。