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2022.12.25

【銀座 蔦屋書店】「年末年始 読書のすすめ」フェアを12月26日(月)より開催。11のジャンル別、2022年に当店で売れた本とコンシェルジュが推す計165冊を発表。

銀座 蔦屋書店(東京都中央区 GINZA SIX 6F)では、この冬にじっくりと読書を楽しもうと計画中の方に、ジャンル別の2022年ベストセラーと、コンシェルジュおすすめ書籍の合計165冊を集めた「銀座 蔦屋書店 年末年始 読書のすすめ」フェアを12月26日(月)~2023年1月15日(日)の期間、開催します。
 



・概要 
アート、写真、デザイン、建築、ファッション、文芸、ワークスタイル、日本文化、マンガ・アニメ、ライフスタイル、トラベルの11ジャンルにおける2022年のベストセラー各10冊と、別途コンシェルジュがおすすめする各5冊、合計165作品をご紹介します。専門知識を持つ銀座 蔦屋書店のコンシェルジュならではの、こだわりの選書をお楽しみください。
特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/shop/30773-1404091220.html
 


・2022年、銀座 蔦屋書店のデザイン部門におけるベストセラーはこの1冊 
『上野リチ ウィーンから来たデザイン・ファンタジー』京都国立近代美術館・刊
2021年~2022年にかけて京都・東京にて開催された、上野リチ・リックスの回顧展「上野リチ: ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」の公式図録です。
 
 
19世紀にウィーン・京都を拠点に活躍したデザイナー・上野リチによる図案の数々がオールカラーで紹介されています。リチの年表や論文のほか、平面・立体を問わない美しいデザインの数々で構成された本書からは、彼女が提唱した独自の創造性「ファンタジー」が感じられます。展覧会のショップは1時間待ちになるほど盛況だったそうです。展覧会で図録が手に入らなかった方や初めて知った方にも店頭やオンラインストアを通じてお届けできた事や、何より展覧会図録としての内容が優れていることも、ベストセラーとなった所以です。外帯のデザインは、上野リチのテキスタイルが施されたリバーシブル。2種類の表紙をお楽しみいただける、おうちに飾ったりプレゼントにもぴったりな一冊です。(デザインコンシェルジュ・郷田瑛美)
 
 
デザインコンシェルジュ・郷田瑛美



・11ジャンルのコンシェルジュが選んだおすすめ書籍を一部ご紹介 
1.アートコンシェルジュのおすすめ
 

1.ゲルハルト・リヒター展 (会場限定カバー)/朝日新聞社
2.ラディカント グローバリゼーションの美学に向けて 二コラ・ブリオー/フィルムアート社
3.TOKYO POPから始まる 日本現代美術1996‐2021 小松崎 拓男/平凡社

1.のゲルハルト・リヒターは現代美術を語る上で最重要アーティストの一人。日本の美術館では16 年ぶりとなった大規模個展の開催を記念した展覧会図録。豊富なカラー図版に加えてインタビューと論考も充実した完全保存版。2.は「関係性の美学」を提唱したスターキュレーター ニコラ・ブリオーによって、2009年に刊行された原著の初邦訳。多様な価値観が混在し、様々な文化圏のコミュニティーが同時的に存在する現在の表現、アートの未来において、含蓄に富んだ内容。3.はキュレーター・小松崎 拓男による日本現代美術の四半世紀のドキュメント。村上隆から奈良美智、日比野克彦、森村泰昌、大岩オスカール…、現在のジャパンアートの系譜、日本のアートマーケットの現状を相関する上でも洞察に満ちて刺激的な1冊です。(アートコンシェルジュ・築根)



2.写真コンシェルジュのおすすめ
 

1.牛腸茂雄全集 牛腸茂雄/赤々舎
2.It Was Once My Universe マリー・トマノヴァ/スーパーラボ
3.みつめ ピピヤオ P I P I 姚愛寗/moom

1.本書は渋谷PARCO「ほぼ日曜日」で開催された写真展「はじめての、牛腸茂雄。」に際して刊行。日本写真史においても重要人物でありながら1987年に36歳で亡くなった彼の作品全容を網羅した待望の1冊。2.はNYを拠点に活躍するチェコ人フォトグラファー Marie Tomanovaの作品集。8年ぶりに故郷であるチェコ南モラヴィアに帰省した際に撮影した作品で構成。NY滞在時の困難の中で故郷を理想化していた彼女は、実際の帰省で自分が異質な存在になった感覚と孤独を抱きます。その作品からは人間誰しもある心の混乱や悩み、その全てを許容して包み込むような温かさを感じ取れるはずです。3.は「ピピ」の相性で親しまれ、写真家としても活動する台湾の女優 ヤオ・アイニンが10年にわたり、撮り続けた作品を収録。(写真コンシェルジュ・久保、築根)



3.デザインコンシェルジュのおすすめ
 

1.佐藤卓 作品集 『in LIFE』 佐藤卓/公益財団法人DNP文化振興財団
2.塩川いづみ作品集 ペン, 鉛筆, ひと, 動物, 植物 塩川いづみ/玄光社
3.ディック・ブルーナ 永遠のデザインとことば ディック・ブルーナ/KADOKAWA

1.は佐藤卓氏と、氏が率いるデザイン会社TSDOの仕事を、in LIFE=生活の中に溶け込んでいる姿で捉えた異色のビジュアルブック。ホンマタカシ氏の写真による8つの作品は、自由に取り出して壁に飾れる仕様となっていて、身近なアートとしても楽しめるよう、広い色域が再現可能な高精彩出力技術により制作しています。2.はイラストレーター・塩川いづみの初めての本格的な作品集。率直な線の奥に、対象の内面や周りに向けられる冷静な眼差しと思考が感じられ、描かれているものの内と外にある世界をイメージさせます。3.2015年に刊行した名著『ディック・ブルーナ 夢を描き続ける力』が装いも新たに復刊。ミッフィーの作者ブルーナさんが語った、仕事や人生についてのインタビュー集。夢を追い続けることの大切さを学べます。(デザインコンシェルジュ・郷田)



4.建築コンシェルジュのおすすめ
 

1.東京幻想作品集Ⅱ 東京幻想/芸術新聞社
2.茶室33選 利休・遠州から近代まで エー・アンド・ユー/新建築社
3.半建築 長坂常/フィルムアート社

1.虚構と現実を行き来する感覚を味わう面白さをぜひ体験して欲しいイラスト集です。日本各地には『東京幻想』のような、緑で覆いつくされた廃墟群も確かに実在しており、『東京幻想』は現実と背中合わせの虚構にも思えます。2.本書に収録されている33の茶室はどれも異なる趣をもっており、まさに一期一会の時間のための空間といえます。美しい写真と図面で構成された本書をめくっていくと、茶室という小さな空間にこれほどまでに隙の無いデザインがなされていたのかと驚かされます。3.建築と家具の間、あるいは完成と未完成の間。「半建築」とは長坂常の建築スタイルをピタリと言い表しています。これからの建築の普遍的な在り様としても「半建築」は示唆に富んだ教えを与えてくれそうです。(建築コンシェルジュ・坂山)​



5.ファッションコンシェルジュのおすすめ​
 

1.CHANEL 自分を語る P.モーリエ/J.C.ナピアス 訳 小沢瑞穂/さくら舎
2.The Beauty of Time Travel オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー/Buly Japan/GESTALTEN
3.教養としてのデニム 藤原裕/KADOKAWA

1.20世紀を代表するファッションデザイナー、ココ・シャネル。この本からは彼女の人物像と魅力に影響を受け、たくさんの勇気や刺激をもらえます。2.美容ブランド「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」のサクセス・ストーリー。美しい内装とお洒落な商品パッケージ、そして華やかな香り。全てをかけあわせて唯一無二の空間である「ビュリー」の店舗。本書はその世界を体現する上でのアートディレクターだったラムダン・トゥアミの荒々しくもアグレッシヴな経営気概を感じる熱く厚い440ページの大作。3.この本を読むだけでデニムのルーツや、ブランドの秘話、どのようにして流行が拡がっていったのか、さらにはデニムヴィンテージの価値が世間においてどう変遷してきたのかも分かります。内容も読みやすくおすすめです。(ファッションコンシェルジュ・冨田)



6.文芸コンシェルジュのおすすめ
 

1.ミッドナイト・ライブラリー マット・ヘイグ/ハーパーコリンズ・ジャパン
2.ひとりの双子 ブリット・ベネット/早川書房
3.ポール・ヴァーゼンの植物標本 ポール・ヴァーゼン/リトルモア

1.今の人生に後悔や迷いがあった時に一度立ち止まって読んで欲しい一冊です。400ページのボリュームに勢いはいるかもしれませんが、きっと読みはじめたら夢中になるはず。年越しのこの時期に読むと来年の新しい自分に期待したくなるかもしれません。2.白い肌をもつ黒人の一家に生まれた双子のお話。姉は一度は逃げるが黒人として生きることを選び、妹は白人として偽り、裕福な生活を選ぶ。自分らしく生きていくには?と考える指南書として。3.は、アンティークショップ「ATLAS」の店主飯村弦太さんがフランスで見つけ、その美しさに魅了され日本で展覧会を開くまでになった植物標本95点と、作家でフランス文学者の堀江敏幸さんの幻想的な掌編を合わせて読むことができ、カバーを外すとまるで洋書のような美しい装丁となっています。(文芸コンシェルジュ・佐藤)



7.ワークコンシェルジュのおすすめ
 

1.22世紀の民主主義 成田悠輔/SBクリエイティブ
2.人望が集まる人の考え方 レス・ギブリン/ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.世界2.0メタバースの歩き方と創り方 佐藤航陽/幻冬舎

1.今年活躍の成田悠輔氏。彼の物言いは極端であり突飛とも受け取られますが、その過激な言葉には理由があり、そこが理解できれば納得もできます。政治に対して門外漢である成田氏だからこその、忖度なき自由で新しい発想がここに。2.は1956年にアメリカで出版されて以来、読み継がれてきた名著がハンディ版として刊行されました。成功や幸福は自分自身で生み出せるものではなく、他者との関係を築くことから生まれ、そのための人間関係を作るヒントが分かりやすく書かれています。3.メタバースを理解するためにも最適な一冊。新しいものが生まれるとき、否定してみたり、斜に構え様子をうかがっていないで、まずは知ろうとしてみるのに年末年始はよい機会ではないでしょうか。(ワークスタイルコンシェルジュ・森田)



8.日本文化コンシェルジュのおすすめ
 

1.徳川家康と武田信玄 平山優/KADOKAWA
2.禅と日本文化 新訳完全版 鈴木大拙/KADOKAWA
3.超約版 方丈記 鴨長明 城島明彦/ウェッジ

1.は2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』で時代考証をつとめる平山優氏の最新刊。若き日の徳川家康と武田信玄との息詰まる駆け引きを、最新の研究成果に基づいて丹念に検証・紹介します。信玄に勝るとも劣らない、家康の老練な外交手腕に注目です。2.日本文化や禅の精神を様々な例を通して感じることができます。生死のやり取りをする武士の精神の境地を論じている「禅と剣術」の章や、禅の精神の具体的な実践として茶道を論じている「禅と茶道」の章など、どこから読んでも知識が深まります。3.は約800年前、自然災害や疫病が流行する不安な時代に、鴨長明によって著された『方丈記』に解説を加えながら、現代語で紹介。様々な困難と向き合うなかで、それをいかに乗り越えていくかを教えてくれます。(日本文化コンシェルジュ・関、矢吹)



9.マンガ・アニメコンシェルジュのおすすめ
 

1.fish-フィッシュ- 三宅乱丈/KADOKAWA
2.緑の歌 収集群風(上)(下) 高妍/KADOKAWA
3.クジマ歌えば家ほろろ 紺野アキラ/小学館

1.2003年から連載され、2020年にはアニメ化もされた『PET』に引き続き独特で緻密な世界観の作品。何が真実で何が噓なのか常にドキドキとハラハラを与えてくれるサイキックサスペンスです。本作では前作と視点が変わり、また違った感覚で楽しめます。2.は台湾と日本で同時発売された、台湾在住の漫画家、高研の初連載作品。台湾で暮らす少女・緑(リュ)が日本の文化と出会い、初めての感情を知っていく姿に心を打たれます。3.突如、鴻田家に現れた謎の生物クジマ。謎の生物なのに何故か皆クジマに慣れるのがはやいところに思わず笑ってしまいます。クジマ自身も欲望に素直で自販機の下に潜って小銭を探したり、都合が悪くなるとごまかしたり人間より人間らしい姿がとても愛しいです。(マンガ・アニメコンシェルジュ・E、郷田)



10.ライフスタイルコンシェルジュのおすすめ
 

1.いい日だった、と眠れるように 私のための私のごはん 今井真実/左右社
2.ひとつの生地で気軽に作る フランス仕込みのキッシュとタルト 若山曜子/KADOKAWA
3.ライフ・スープ 有賀薫/プレジデント社

1.旬の食材を使用した34のレシピと、季節の移ろいにそっと寄り添う食のエッセイ14篇が収録されています。2.食事としてのキッシュ、スイーツとしてのタルト。フィリングとサクサクとした土台の生地、どちらも一緒に頬張るからこそ美味しさがぐんと引き立ちます。本書ではシンプルなタルト台のレシピが写真とともに分かりやすく掲載されており、一緒に楽しみたいキッシュやタルトのレシピも勢揃い。3.最小限の食材と調味料で基本のスープが作れる一冊。食材そのものの味を大切にしたレシピは、シンプルながらも深い味わいに仕上がります。身体と心を整えるきっかけにも。また、本書に掲載されている5つのコラムでは、繰り返す何気ない日常を振り返り、そこに宿るちいさな幸せが描かれています。(ライフスタイルコンシェルジュ・平田、森)



11.トラベルコンシェルジュのおすすめ
 

1.乙女の東京案内 甲斐みのり/左右社
2.東京ホテルガイド /朝日新聞出版
3.今宵も喫茶ドードーのキッチンで。 標野 凪 /双葉文庫

1.レトロな喫茶店やクラシカルな雰囲気のホテルなど、懐かしくも色褪せない東京のおすすめスポットが令和版にアップデートされた一冊。本書にはときめきや憧れといった乙女心を抱かずにはいられない、愛おしいスポットやアイテムがぎゅっと詰まっています。2.ホテルの滞在そのものを楽しむ方が増えた昨今、本書はテーマ別に今行きたい東京の約100件のホテルを掲載。ホテルステイはもちろん館内施設や食事など、多様な楽しみ方を美しい写真とともに楽しめます。3.毎日を懸命に生きていると、疲れたり時に逃げ出したくなることも。そんな日々の目まぐるしい環境の変化にそっと寄り添うように綴られた物語は、読み手に居場所を与え、安らぎさえも感じさせてくれる、お守りのような一冊です。(トラベルコンシェルジュ・平田)
 


・フェア詳細 
銀座 蔦屋書店 年末年始 読書のすすめ
期間|2022年12月26日(月)~ 2023年1月15日(日)
会場|店頭(一部、オンラインでも販売)
主催|銀座 蔦屋書店
お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp
※フェア終了日は変更になる場合があります。

●ご紹介の書籍は一部オンラインでも取扱中
1 アート・デザイン・写真・建築・漫画・アニメ
https://store.tsite.jp/ginza/event/shop/30647-1242511212.html
2 文芸・ワークスタイル・ファッション・日本文化・ライフスタイル・トラベル
https://store.tsite.jp/ginza/event/shop/30658-1007101213.html







 
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