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【アート・ギャラリー】銀座なび(銀座ナビ)運営事務局

2024.01.17

【銀座 蔦屋書店】ソー・ソウエンによる個展「Let us see what you see.」を1月27日(土)より開催。他者との関係の中で自己の存在の確立を試みる。

銀座 蔦屋書店(東京都中央区 GINZA SIX 6F)では、店内アートスペースFOAM CONTEMPORARYにてアーティストSoh Souen(ソー・ソウエン)による個展「Let us see what you see.」を、2024年1月27日(土) ~2月17日(土)の期間に開催します。
 
 
《ID photo#2》F100(1620×1303)/油彩、コットン/2023

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/37180-1455531114.html



・概要 
Soh Souen(ソー・ソウエン)は、自己・他者・身体など生に関する事象を軸に、絵画やインスタレーション、パフォーマンスなどの作品を手掛けるアーティストです。Sohの代表作のひとつ「tie」シリーズは、人物の証明写真をピクセル状に分解し拡張して描いたポートレート作品です。本展で発表する当シリーズの新作では、個人のアイデンティティ形成のためには他者の存在が不可欠と考える作家が、作品を通して他者を見つめ、自己と他者との間で意識を往来させながら自分自身の存在の確立を試みます。
 
 
《ID photo#1》F50(1170×910)/油彩、コットン/2023



・本展に寄せて 
本展では、Sohがこれまで制作してきたポートレート作品《tie》を発展させた新シリーズが展開される。
モデルとなるのは、Googleの画像検索フォームを使用して、「証明写真」という言葉を英語、中国語、ヒンデゥー語、スペイン語、フランス語…と2023年に世界で話されている言語ランキングの上位の言語に翻訳して検索し、ヒットした画像から選択した、見ず知らずの人。そうすることで、モデルに対する距離感がソー・ソウエンと鑑賞者とでフラットになり、鑑賞者と同じ視点で「あなたは誰なのか」というシンプルな問いを画面に投げかけることが可能となった。同時に各言語での画像検索では、その言語が使用される地域の模範的な人物像や、ジェンダー、ルッキズム、などがさまざまに絡み合い、立ち現れる。
作品として描かれた見ず知らずの人物に「あなたは誰なのか」と投げかけるとき、それは同時に鑑賞者自身の意識の底にある潜在的な思考たちに光をあて、私たち自身に「あなたは一体何を見たのか?」と問いかけていることに気が付くだろう。

鈴木萌夏(現代美術史研究家、東京藝術大学博士課程)

〈プロフィール〉
鈴木萌夏
1996年東京生まれ。女子美術大学大学院アートプロデュース表現領域修了。現在は、東京藝術大学大学院先端芸術表現科博士後期課程在籍。レントゲン藝術研究所を中心とした1990年代の現代美術史の調査と研究、展覧会企画、執筆活動などを並行して行う。https://researchmap.jp/moekasuzuki



・販売について 
展示作品は、会場にて1月27日(土)11時より販売します。
※作品はプレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了することがあります。



・プロフィール 
 

ソー・ソウエン/Soh Souen
1995年 福岡県北九州市生まれ
2019年 京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース卒業

生にまつわる事象を身体との関わり合いを通して考察する絵画、インスタレーションやパフォーマンスを国内外にて発表。コロナ禍に始まったオランダ在住のサラ・ミリオとの共同プロジェクトや、銀座エルメスフォーラムにて内藤アガーテの作品を使用したパフォーマンスを実施するなど、独自の活動を展開している。2022年福岡アジア美術館レジデンスプログラムに招聘。

■個展
2023年 「絶えず壊れてきたし、壊れ続けている(壊れてはいない)」/ rin art association(群馬)
2023年 「Your Body is the Shoreline」 √K Contemporary(東京) 
2022年 「Let it sway, like a ripple of agitation. さざなみのように、ゆらいでみる」/ HIRO OKAMOTO(東京)
2022年 「Al Borde」/ Taller Sangfer(Oaxaca, Mexico)
2022年 「Why do I have two hands, eyes, and nipples on my both sides? どうして私の手は、目は、乳首は二つあるの?/ GALLERY SOAP(福岡)
2020年 「ささやかな叫び」 / The Mass(東京)

■グループ展
2023年 「京都精華大学 55周年記念展 FATHOM - 塩田千春、金沢寿美、ソー・ソウエン」/京都精華大学ギャラリーTera-S(京都)
2023年 「バベル派vol.1」大阪市芸術創造館(大阪)
2022年 「(あなた以外の全てが見える)」/ 銀座 蔦屋書店ATRIUM(東京)
2022年 「Anamorphosis」/ Fir Gallery(北京)
2022年 「第17回福岡アジア美術館アーティスト・イン・レジデンス成果展 境界を縁取る」/ Artist Café Fukoka, 福岡アジア美術館(福岡)
2019年 「dwell」/ 室町シュトラッセ(福岡)
2019年 「FLOWERFUDDLE」/ PHILLIPS TOKYO(東京)

■パフォーマンス
2023年 「エグササイズ」/ 科学技術館エントランス(東京)
2023年 「動くたびに」(内藤アガーテとの共作)/メゾンエルメスフォーラム(東京)
2023年 「The Egg」/福岡市美術館(福岡)
2023年 「The Egg」/√K Contemporary(東京)
2023年 「エグササイズ」/ √K Contemporary(東京)
2023年 「エグササイズ」/京都精華大学ギャラリーTera-S(京都)
2022年 「The Egg」/ Taller Sangfer(Oaxaca, Mexico)
2022年 「The Egg」/HIRO OKAMOTO(東京)
2022年 「Bellybutton and Breathing −お臍と呼吸」/ 福岡アジア美術館あじびホール(福岡)
2022年 「エグササイズ」/ 福岡アジア美術館エントランス(福岡)
2021年 「We will sea (Performance with Sara Milio)」/ 虚屯(福岡)

■受賞歴
2022年 「Artists’ Fair Kyoto 2022」優秀賞



・展示詳細 
Soh Souen個展「Let us see what you see.」
会期|2024年1月27日(土) ~2月17日(土)終了⽇は変更になる場合があります。
時間|11:00~19:00 ※最終日は18時までとなります。
会場|FOAM CONTEMPORARY
定休日|月曜日
入場|無料
主催|銀座 蔦屋書店
協力|√K Contemporary
お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/37180-1455531114.html
 
 
《Photographie d’identité》F50(1170×910)/油彩、コットン/2023



・FOAM CONTEMPORARY 
 

柔軟な企画内容をイメージする〈液体(LIQUID)〉と、従来のホワイトキューブとしての設備を完備した空間〈個体(SOLID)〉を掛け合わせ、中間的な様態“FOAM”という名のもと、⽇本のアートシーンを多⾓的に映し出す表現空間。

ロゴの最初の“O”は、泡をイメージさせるようにあえて形を崩しています。それは、⽇々変化していく現代のアートシーンそのものを表現しながら、アーティストの⾃由で柔軟な無限に存在する表現のイメージを表しています。
時代のアクチュアリティーに寄り添いながら、ライフサイクルを超えたところにあるアートの価値や醍醐味を探求、醸成する表現空間として、キャリアや年齢を問わず注⽬すべき様々なアーティストを紹介していきます。
Instagram|https://www.instagram.com/foamcontemporary/



・銀座 蔦屋書店 
本を介してアートと⽇本⽂化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案します。 
 
 
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